都会の駅に近い商業施設などに
会員制の貸し菜園が登場
住宅事情で菜園スペースがない人に仕事帰りや週末に
立ち寄れて便利と、好評
栽培方法を教えてくれる専門のスタッフもいて
本格的な野菜作りが楽しめる。
複合施設「なんばパークス」(大阪市)
ビル屋上の一画に、20区画(1区画 約6.6平方メートル)
の貸し菜園「アーバンファーム」があり
2003年から運用を始めた。
1年契約で1区画の年間利用料は、約5万円
農機具が借りられる上、スタッフが栽培方法を指導したり
水やり、雑草取りなどの作業も代わりに行ってくれる。
毎年、募集枠20人に対して、7・8倍の応募がある。
貸し菜園「アグリス成城」(東京・世田谷)
線路や駅ホームの地下化で生まれた約5,000平方メートル
の遊休地を300区画の菜園に転用
年会費は農機具が借用できる基本タイプが136,500円
栽培代行、専用ロッカーなどの特典が付いた高級タイプ 525,000円
園芸・料理などの講座や、会員がくつろげるラウンヂ・シャワー室
などを備えたクラブハウスもある。
(静岡新聞 2007.9.10 夕刊5面)