介助犬認定

2002年10月の「身体障害者補助権法」施行後、
介助犬の育成事業者の半数から認定犬が出ていないことが、
厚生労働省のまとめで分かった。

事業者には認定犬1匹当たり150万円程度の補助金が支給されるが、
訓練にはそれを上回る費用(1匹当たり育成費用は候補犬の確保から認定後のアフターケアまで含めると最低500万円)がかかるといい、事業者からは
「育成する犬の数を増やすほど事業運営が苦しくなる」との不満も出ている。

潜在的な需要が15000人とされる中、認定された介助犬は引退した犬も含めて34匹
にとどまり、普及は大幅に遅れている。

(中日 2006.5.15 朝刊3面)

介助犬

身体の不自由な人の日常生活を手助けするため、
障害者個人のニーズに合わせて特別な訓練を積んだ犬
歩行や起立の補助のほか、物を持ってくる。
ドアを開けるんど、障害者の手足となって身の回りの動作を助ける。
基本的な訓練を受けた候補犬を、育成業者と障害者が合同で訓練し、
指定法人による認定を経て介助犬となる。
身体障害者補助権法により、公共・民間施設や交通機関に
同伴受け入れが義務付けられている。


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