厚生労働省と国土交通省は13日までに
高齢化の進展で一人暮らしの高齢者や認知症
の人が増えていることから
現行の「福祉のまちづくり計画策定の手引き」を
前面的に見直し
認知症や高齢者の支援などを盛り込んだ新しい
ガイドラインを10年ぶりに
策定することを決めた。
今回は、物忘れやはいかい癖がある認知症の
人を地域で見守ったり
一人暮らしの高齢者を訪ねるなど
ソフト面のサービスを検討。
(静岡新聞 2006.7.14 朝刊1面)
両省は、
青森市、山形県鶴岡市、千葉県松戸市、東京都多摩市
新潟県妙高市、愛知県高浜市、堺市、北九州市
熊本県美里町
の9ヵ所をモデル地域に指定
それぞれ住民や行政関係者らによる
検討会を設置し
認知症の実態を知ってもらうための
普及活動や町内会、自治会の活用などを話し合う
松戸市、鶴岡市、高浜市は、
認知症対応に重点的に取り組むことにし
認知症の人が暮らし易い
町づくりに力点を置いて議論を進める。