消費者に実際の使用感や味わいなどを知ってもらう「お試し」サービス
が食品や食用油など意外な商品に広がってきた。
質や価値にこだわりを持つ人に商品の特性を正しく伝え
納得して買ってもらうことで固定客にしょうとういう狙いがある。
顧客からお金をもらい試飲してもらう売り場もできた。
商品を厳選して買う傾向が強く、従来とは異なるお試しが増えそうだ。
(日本経済新聞 2007.1.26 朝刊29面)
昨年11月から、そごう横浜店が家庭用品売り場でワイン
の試飲サービスを始めた。
価値を実感してもらおうという趣向だが、
お薦めの品はワインではなくグラス。
グラスの違いでワインの味や香りが大きく変わると
売り場担当者はいう。
伊勢丹新宿本店が昨年11月に設けた試飲コーナーは「有料」
手ごろな価格の商品に加えて
1本数万円の高級ワインのお試しも可能
売り場に立つソムリエが詳しく説明する。
東武百貨店池袋本店の「フォムファス」では、
全ての欧州産のオリーブオイル
やビネガー、リキュールなど約80種類
の商品を試食・試食でき
固定客を増やしている。
ニコンカメラ販売は今月中旬、
三越日本橋本店での団塊世代向け
催事でデジタル一眼レフカメラの貸し出し
サービスを実施した。
1時間程度、貸し出して自由に撮影してもらうのが目的。