農家と消費者を結び安全な野菜を

静岡の浅間通り商店街の一角に
昨年12月、安全な地元野菜を扱う
「リアルフードマーケットあくつ」が開店した。

店長は同区で洋食店「伊太利亭」を経営する圷さん
「生産者と消費者に情報発信の場を提供したい」と
新しいスタートを切った。

開店から1ヶ月
店を切り盛りする妻の順子さんは
「安全な野菜を目当てに来店する客が定着してきた」と話す。
富士宮市内の無農薬栽培農家から
「あくつ」に出荷するため、近隣の農家が集まって話し合う機会が増え
安全野菜への動きが活発化した」とうれしい話も耳に入ってくる。

これからの課題は
中山間地の限界集落とのかかわり。
大量に作れない生産地の活性化のため
農業体験や栽培指導のツアーなどを提案、発信していきたいという。

「作り手と消費者がつながれば安全への意識は確実に
高くなる。農業をもっと元気にする手助けをしたい。」と
圷さんは意欲を示す。

(静岡新聞 2008.1.8 朝刊10面)

「あくつ」には県内各地から安全に気を使う生産者が手塩にかけた
野菜や果物、加工品が届く。
店では、入庫途中の生産者が買い物客に商品紹介や家庭菜園
のアドバイスをする姿も見られる。
生産者と消費者が互いに顔を合わすことで
安全への意識が高まった。



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