行き場のないペットなちの保護施設
アニマルシェルター
日本には充実したシェルターはまだ少ないが
千葉県柏市の「ライフボート友の会」は、
自治体に収容されて殺処分されかかった犬猫を
シェルターに引き取り、譲渡先を探す活動を10年来
続けてきた。動物行政が、処分から譲渡へと転換の時期を
迎えている、今、シェルターの役割も拡大している。
(中日新聞 2008.2.13 夕刊8面)
全国の自治体で殺処分される犬猫は
1年で約35万匹
その命を1匹でも多く救おうと10年前
「ライフボート友の会」の活動は始まった。
シェルターは市街地から離れた林の中
動物たちの小屋はすべてスタッフやボランティアの手作り
子犬子猫、病気の動物、相性の悪い動物と居場所は細かく
分けられている。
現在は8人の常勤スタッフが働く。
ネットを通して多くの引取り希望者が訪れるようになった。
ここから新たな飼い主に渡った犬猫は約3500匹以上にもなる。
ここの大きな特長は
施設内に早期不妊手術を行う付属病院を持つこと。
2ヵ月齢ほどで手術を済ませ譲渡するという米国の
シェルターと同じ方法で
確実に不妊去勢率を上げることができる。
また、外部からの不妊去勢手術も受け入れるので
その収益をシェルターの維持やスタッフの給与にあてられるという。
2月10日にライフボートから仔犬を譲っていただきました。カッコよく言えばミックス、俗にいえばのらちゃんですが、きちんとワクチンをして、人と動物の健康維持をしながら、早期不妊手術を行ったうえでの譲渡というのが私の納得でした。ですから、「もらう」と言っても、タダというわけには行きません。実費を負担というのもとても解り易く納得でした。