首都圏などの10生協で組織する
パルシステム生活共同連合会が国内で初めて
何回も使用できるリュース用ペットボトル飲料水を供給
する実験事業を始めた。
同連合会は、地球温暖化対策の観点から
「5回のリュースで、1回の使い捨てに比べ
二酸化炭素の発生量は3分の1から4分の1になる」として
ペットボトルのリュースを5年前から模索
9月下旬から、独自の耐熱性ペットボトル(1.5リットル容器)を試作し
冨士山六の天然水を詰めて供給を始めた。
ペットボトルの材質は従来と同じ
だが、熱湯で洗浄しても容器が膨らまないよう
熱が全体に伝わりにくくするための細長い溝を2箇所に入れたり
容器の汚れが落ちやすいよう
肩の部分を滑らかにする工夫をした。
また、キャップを外してもリングが残らないよう
リングごとキャップが取れるようにした。
初回は組合員から注文のあった約2,000本を供給し
これまでに約60%が回収された。
今月供給された2回目のペットボトルの上ふたには「2」の
数字が印刷されている。
ドイツなどではすでに10回程度のリュースペットボトルが
流通しているが
今回は実験のため、計3回の使用にとどめ、
今後回数を増やしながら事業を展開していく考えだ
(毎日新聞 2007.11.15 朝刊15面)
試みにペットボトル再使用の記事をお借りしました。
首都圏の10生協で始まったリユースの試み、大賛成です。ペットボトルの未来に少し光がさしてきた?
※URL書き込まないとね!
前の記事
次の記事
写真一覧をみる