伊豆市の旧天城湯ヶ島町地区の商店などが連携し
車のないお年寄りや買い物に出かけにくい住民に
食料や日用品をまとめて玄関先まで届ける新事業
「伊豆よろず便」
新たな地域循環型の経済活動
を10月25日から受注を始める。
利用者はあらかじめ登録(月額315円)し
2週間ごとにファックスで送られてくる食料品や日用品カタログを見て
電話やファックスなどで注文。
翌日に注文品の詰め合わせが宅配される仕組み
計画には地域のスーパーマーケット、鮮魚店、薬局など
8店が出店
顧客からの申し込みを取り次ぐ営業代理店や配達地域を区割り
にしてブロックごとに配達を担う担当者を置くなど
地元でネットワークを作る。
将来的には、配達のついでに高齢者が庭先の畑で
栽培する新鮮な野菜を集荷し
それを商品として販売するという新たなビジネスも
温めている。
(毎日新聞 2007.9.26 朝刊27面)