コンビニ、地域別企画

コンビニエンスストア各社が弁当・惣菜など
主力の食品の商品企画で、地域による
違いを強めている。

ファミリーマートは、地区別に
他のコンビニだけでなくスーパーや専門店での商品の価格や
重量も調べ、自社商品の価格決定に役立てる。
例えば、おにぎりでは持ち帰り弁当店など専門店の価格
使用する具材、重量なども調べる。
東北・関東、北陸、中部、関西、中四国、九州の7地区ごとに
弁当に特産品を使うなど地区どとに商品企画を進めている。

セブンイレブンは6月から、全国11地区ごとに
「から揚げ弁当」の味を変えた。
地域で好まれる味付けを取り入れた。
06年2月期には弁当の地区別商品比率は4割り程度だったが
07年2月期は6割になった。

サークルKサンクスは、今春、西日本と東日本の地区別の
商品開発部に中日本を加えた。
さらに、13地区に分けた地域別商品開発グループに必ず
1人は地元の出身者を配置し、より地域の嗜好を反映しやすくした。

ローソンは、全国7支社に分けており
商品開発の決裁権も完全に支社に委譲している。

(日本経済新聞 2007.8,23 朝刊13面)

コンビニ各社の地域別商品の主な事例

【セブンイレブン】
栃木県の343店で県産のいちご「とちおとめ」を使用したパンを販売

【ローソン】
東北地区と新潟県の866店でご当地焼きそば3種を販売

【ファミリーマート】
関西地区1300点で京野菜を使用した天丼とスパゲティ販売

【サークルKサンクス】
三重県、和歌山県の239店で三重県産コシヒカリのおにぎりを販売


同じカテゴリー()の記事
蒟蒻緑茶麺
蒟蒻緑茶麺(2008-12-15 15:32)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
コンビニ、地域別企画
    コメント(0)