日本の子供は国際的にみてもテレビ漬けの傾向が強い。
国際教育到達度評価学会がまとめた
2003年国際数学・理化教育動向調査によると
テレビやビデオに費やす時間
日本:中学2年生 1日2.7時間
国際平均より0.8時間多い。調査した46ヶ国・地域で最長
宿題をこなす時間は1.0時間と調査対象のうち最短
平均より0.7時間少ない
ベネッセ教育研究開発センターの
「第三回幼児の生活アンケート報告書」によると
テレビ・ビデオ・DVDの平均視聴率
1~6歳 3時間40分
地域ぐるみで取り組んでいる事例
松江市立大谷小学校
「ノーテレビ・ノーゲームデー」の時間は、各家庭で自由に設定
子供の抵抗は以外いに少なかった。
鳥取県三朝町
毎月15日前後を「ノーテレビデー」と定め
幼児から中学生まで生活習慣を見直すことになった。
茨城県東海市
2004年「ノーテレビデー」を始めた。
毎週土曜日に設定したためか、昨年の調査では完全に実践している家庭が5%にとどまった。
「土曜日以外ならできるか」との問いに
「やれない」 小学生 46%、中学生 55%
やはり親の心がけ、地域の盛り上がりが大切だ。
(日本経済新聞 2007.7.18 夕刊17面)