総務省の07年度版「情報通信白書」の概要が25日
明らかになった。
白書はユビキタス化の進展とGDPとの関係を分析
その結果
ICタグの普及や、在宅勤務するテレワーク人口の増加など
ユビキタス社会が十分に進展すれば
2010年の実質GDP成長率は 3.16%
そうでない場合の 2.09%と比べて
1%以上の押し上げ効果がある。とした
07年度でも同様の効果があり
「日本経済が順調に推移し
ユビキタス化の潜在力が十分に発揮されると
07年度から10年あでの間
実質GDP成長率は1%程度引き上げられると予想される」
と結論づけた。
(中日新聞 2007.6.26 朝刊6面)
ユビキタス社会
いつでもどこでも利用者がコンピューターやネットワークを
簡単に利用できる社会を目指す。
高速インターネットの普及や携帯電話機能の高度化で
現実味を帯びてきた。
将来的には家電製品や衣類、住宅、道路などあらゆるものに
情報通信技術が組み込まれ
例えば自動車の接近を事前に知らせて交通事故を
防止するほか
品物を持ってコンビニを出るだけで代金の
支払が可能になる。