2008年版「情報通信白書」

きっかけはテレビ、その後の詳しい情報収集は
インターネット

消費者は「テレビのCMや番組」で商品を初めて知り
ネット上の「企業サイト」や「買い物サイト」で興味を持った
商品の情報収集を行なっている実態が明らかになった。

企業はこうしたメディアの特性を生かした
広告戦略を展開
テレビCMの最後に「続はウェブで」などと流し
ネットの企業サイトに誘導して詳細な情報提供
購買行動につなげようとしている。

白書は、テレビが一度で幅広い消費者の伝達できる特性が
あると分析。「自動車」など消費者にイメージを伝える効果があるとしている。

これに対し、ネットは「消費者が多様で詳細な情報を自ら引き出す
能動的なメディア」と分析
一部商品を除けば、知るきっかけになる割合は低いが
商品の理解を深めるには有効と指摘している。

(中日新聞 2008.7.13 朝刊3面)



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