韓国では、ファストフード店やコーヒーショップの、店内で用いている使い捨て飲料容器を減らそう。
ゴミ対策が進んでいる。
国と業界が「自発的協約」を結び、「一回用品」(=使い捨て容器)の使用を減らす仕組みを作った。
テイクアウト用の使い捨て容器についても、回収を進めるため
デポジット(販売時に一定料金を上乗せして徴収し、容器返却時に返金)
をかけなければならない。
国の委託を受けた自治体やNGOが立ち入りで調査し、実施状況を点検
年に2回以上”警告”を受けるなどした企業は、協約から脱退する「解止」処分となる。
日本では、環境省が対策の検討を始めたところ。
現在は容器包装リサイクル法の対象外で、各企業の判断で処理されている。
企業が自主的にリュース容器への切り替えを進めるよう、国や自治体と企業が自主協定
を結ぶ策などを検討中。
現状では、企業の対応はばらばら
利用者アンケート結果
環境NGO「FoEジャパン」調査(2006)より 回答者192人
マグカップ派 93% 178人
紙コップ派 7% 14人
マグカップ派
・おいしく感じられる 70%
・資源の削減 70%
・その他 16%
紙コップ派
・衛生的 71%
・使いやすさ 21%
・その他 29%
(中日 2006.3.9 朝刊30面)