山形で始まった
「だがしや楽校」が全国に広がっている。
駄菓子を食べながら、けん玉や工作などの屋台を巡り
縁日のような雰囲気で子どもが遊び
地域のお年寄りらと交流」する
地域再生や世代間交流など
さまざまな思いから創意工夫した楽校が各地に誕生している。
横浜では04年度から年1回、教育関連の団体が主催
「横浜だがしや楽校」が開かれている。
会場では、子ども達がボランティア活動をするともらえる
「エコマネー」を使い、駄菓子や玩具を買う。
同市内では、母親らが中心になり町内会や行政、大学生らが協力し
子どもが「お店」を出して楽しむ楽校もある。
静岡県伊豆市では、NPO法人が森の中で
「だがしや楽校」を開いている。
木の切り株など自然にあるものを使いながら
ベーゴマやビー玉、べっこうアメ作りを楽しむ。
大阪市豊中市の商店街で飲食店を営む竹本美恵さんは
昨年7月「だがしや楽校」を商店街に隣接する
神社境内で開いた
(毎日新聞 2007.2.7 朝刊15面)