大阪のレストランが外国人観光客らに地元の食材をPRしようと
大阪産の野菜などにこだわったメニュー「おおさか10ドルランチ」
の提供を始めた。
現在参加しているのは19店舗
旗振り役の大阪府環境農林水産部は
「2009年3月末までに100店舗を目指す」
古くから一大消費地だった大阪の周辺では農業が盛んで
伝統や特徴を持った野菜もある。
ただ他府県からさまざまな農産物が入ってい来るため
全国的な知名度がいまひとつ
そこで実際に料理して提供することで
消費拡大につなげようというのが「10ドルランチ」の狙い
登録制で、大阪産の農産物を1ヶ月以上使い
使った食材をメニューに明記することなどが条件
外国人らに分かり易いように10ドルと銘打ち
1,000円から1,500円程度の値段設定した。
支払は日本円に限る。
大阪・道頓堀の飲食店「大阪名物くいだおれ」は
11月から「なにわの昼膳」を提供
外国人観光客に人気の鍋焼きうどんやかやくご飯のセットで
てんぷらか刺し身が選べる
鍋焼きうどんの具には大阪産の春菊や大阪シロナ
天ぷらには河内レンコンや大葉を使っている。
(静岡新聞 2007.11.22 朝刊6面)