静岡大学情報学部は「フィールドリサーチ」という授業の一環として、
浜松市内の高齢者500人を対象に調査を行った。
昨年12月 52人の学生と笠原恵静岡大学情報学部助教授、
藤井史朗教授の調査チームが、協力を得られた195人の方に
面接を行い、直接お話をうかがった。
《調査結果》
・パソコンを使っている人 18%
・インターネットを見ている人 11%
60歳代と70歳代前半に多く
女性に比べて男性で多かった。
(静岡新聞 2006.4.30 朝刊23面)
・インターネットの利用のきっかけは、
趣味情報 43.5%
旅行など娯楽情報 43.5%
経済情報 30.4%
生活情報・健康情報 26.1%
医療情報・ショッピング情報・国際ニュース・国内ニュース 21.7%
7割の人が毎日使っており、高齢者がインターネットを用いて趣味や生活を充実させている
様子が浮かび上がった。
高齢者の8割は、パソコンを使用していない
9割はインターネットを見ていない。
<使用者に習得過程を振り返ってもらう>
・パソコンの操作は複雑で分かりにくいと思った 68%
・マニュアルを読むより、誰かが教えてくれる方がいいと感じた 68%
・専門用語やカタカナなど用語がわからなかった 63%
・分からない事が生じるたびに困った 53%