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子連れの外出には、ベビーカーが便利
バスや電車など公共交通機関を使っての遠出には困難もつきまとう。
階段が多く、エレベーターやスロープが少ないこともあるが、最も気になるのは
周囲の無関心ぶりと冷たい目。
「もうちょっと温かく見守ってほしい」と願う親は多い。

財団法人こども未来財団（東京）が、3歳未満の子どもを持つ女性らに、
子連れ外出の苦労を尋ねた

「周りに迷惑をかけるのではないと気疲れする」　６４％
「危険や困難にあったことがある人」　　　9割
「歩きタバコ」　　５６％
「利用しやすいトイレがない」　　５１％
「階段の上り下りの苦労」　　４７％
「エレベーターやスロープがない」　　３９％


【社会への要望】

「エレベーターやスロープを増やして」「段差をなくして」　6％

「温かく見守って欲しい」「迷惑がらないで」
「思いやりの心で接してもらえたら」
など心遣いと理解を求める声が多かった。

（中日　2006.4.9　朝刊31面）