農業生産法人を新設する試み-セブン&アイ

セブン&アイ・ホールディングスは19日
農業に参入すると発表した。

3年以内に全国10ヵ所に農業生産法人を新設する試みは
企業の農業参入で最大規模となるだけでなく
店舗から出る食品ごみを直営農場の栽培に
活用するという食品資源の循環網をつくる狙いもある。

昨年施行の改正食品リサイクル法で
義務付けられたリサイクル率向上に弾みをつける。

ヨーカ堂が主導して8月に千葉県富里市に農業法人をつくる。

千葉県内のヨーカ堂6店から出るごみを肥料にし
直営農場で活用
生産した大根やキャベツが同じ6店に並ぶ事になる。

全国10ヵ所に農業法人を設けるのは
同様の循環を各地で構築する狙いがある。

(日本経済新聞 2008.6.20 朝刊13面)



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