浜松市南区 中田島砂丘前に設置された
飲料の自動支払機に1日から
空き容器を回収機に戻せば返金される
「デポジット制度」が導入
海岸で空き容器のぽい捨てが後を絶たないため
環境保全に取り組む同市の
NPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」が始めた。
回収機の横の屋外自動販売機で販売する缶や
ペットボトルには、特別なバーコードシールが貼られていて
この容器を回収機に投入すると
バーコードが読み取られ自動的に10円が返却される。
別の場所で購入した容器は
回収されるが返金はされない。
販売価格に返金分は上乗せしていない。
(静岡新聞 2007.7.2 朝刊28面)
今後は、回収率を調査したり
返金額を調整したりして
効果的な実施方法を模索するとともに
近隣の商店や、公園に自動販売機を設置する市にも
呼び掛ける。
自販機は撤去していたが
クリーン作戦などをやっても一向にごみが減らないため
発想を変えてみた。
観光客や環境教育に訪れる子供が多い場所なので
デポジットがごみを捨てない意識の啓発になれば
と、期待を寄せる。