障害者雇用

miho

2006年12月21日 12:06

NPO法人しずおかユニバーサル園芸ネットワークは
2007年から、障害者雇用の問題を抱える
企業に農業分野との連携事業を提案する。

企業が障害者を雇用したうえで、同ネットワークが
組織した農家などに派遣
企業の障害者雇用率の引き上げや
農業の人手不足解消による農業振興につなげる。

障害者雇用促進法では、従業員56人以上の企業は 
全体の1.8%にあたる人数の障害者を雇用することが
定められている。だが、中小企業などではノウハウ不足
などで雇用できず、大手企業でも採用数が少ないケースが多い。

静岡県の調べによると、県内企業では約100社が法廷雇用率を達成
していないという。
しずおかユニバーサル園芸ネットワークでは企業に対し
農業分野と連携して障害者雇用をしやすい
仕組みづくりをすすめている。

具体的には、企業が特殊子会社などを立ち上げで
障害者を採用。ユニバーサル園芸が受け入れ先となる
地域の農家を組織化するなどして、障害者雇用の
拡大を支援する。

(日本経済新聞 2006.12.21 朝刊39面)

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