地元密着 SC

miho

2007年01月22日 12:17

大阪市八尾市に昨年12月に開業したショッピングセンター
「アリオ八尾」

近隣の大学との連携など「地元の小売店」を意識した
ユニークな店作りが話題を呼び、ファンを増やしている。
「全国でこでも同じ」と言われるSCの中でも
異彩を放つている。

近畿大学との共同イベント
近大水産研究所が完全洋食したクロマグロの試食会

SC内には、地元企業の経営相談にのる八尾市の
「八尾市中小企業サポートセンター」があり、地元振興の拠点
としての役割も担っている。

八尾市が支援する、障害者が製作した陶芸品や紙製品を売る
「えぇショップいろどり」も入居

約170のテナントのうち、関西で認知度の高い小売り
飲食店の割合は約4割

核のヨーカドーは、八尾市や堺市を中心に100件以上の
農家と契約を結び、収穫したばかりの大根やキャベツ
などを毎日仕入れる。

岸和田港で当日朝に水揚げされて水産物も直接
買い付けする。

青果と鮮魚を中心とする生鮮品の地場産比率は5割強
全国約180店のヨーカドーの中で最も高い

顧客の利便性にも配慮
ネットスーパーも開始

他県など広域からの集客に役立っているのが
トヨタの5系列の販売会社が集まる「オートモール」
1階の専門店街に隣接するオートモールには
新車約20台が展示されている。

(日本経済新聞 2007.1.20 夕刊3面)

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