国産 タケコノ=竹林整備
広島市の野菜水煮メーカーの丸京食品が
4月から、広島県内の竹林整備を無料で
引き受ける代わりに、土地所有者から
筍を無償で譲り受ける試みを本格的に始める。
計画では地主と2年契約を結んで竹林を整備し
生えた筍を調達する。
4月に新会社を立ち上げて本格的に対応を始め
最大で社員やアルバイト8人で作業する予定。
3年目以降も地主が希望すれば契約を継続する。
試験導入したのは昨年春で
広島県内約5ヘクタールで約12トンの供給を受けている。
本格導入する今春は8.5ヘクタールで30トンを目指し
最終的には50ヘクタールまで広げたい考え。
国産筍の生産が盛んになれば
原料供給も安定、過疎高齢化で加速する
竹林の荒廃も解消
「一石二鳥」の取り組みになる。
(中日新聞 2008.3.11 夕刊2面)
関連記事