障害者の農作業
農業分野で障害者の就労機会が広がりを見せている。
野菜や果物、花などを育てる農作業は
心身の健康に効果があるようで、担い手不足に悩む農家の労働力の
一端を担っている。
水耕栽培でミツバやネギ、青梗菜などを生産する京丸園(浜松市南区鶴見町)
では、従業員45人のうち3分の1が知的・精神障害者
水耕ベッドへの苗の植え付けから収穫、洗浄、パック詰めといった一連の
作業を、適性や能力に応じてこなしている。
花木の鉢植えを生産する里吉園芸(浜松市東区常光町)は6年前
知的・精神障害者の採用に踏み切った。
これまでリハビリを兼ねた障害者も含めて8人を採用
現在、4人が苗の鉢植え、施肥、草取りなどに精を出す。
(中日新聞 2208.3.10 朝刊15面)
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