「しずおか光ファイバー整備構想」
県は「しずおか光ファイバー整備構想」を促進するため
山間部など条件不利地域で光ファイバー網を整備する
民間の電気通信事業に対し
県と市町が独自に補助金を交付する支援策を検討している。
来年度にも導入したい考えで
実現すれば全国に先駆けた支援策となる。
民間事業者により都市部を中心に整備が進み
2006年度の県内世帯カバー率 76%
県の整備構想は、地上アナログ放送が終了する
11年度までに世帯カバー率100%目標とする。
だが条件不利地域まで架空ケーブルを整備するためには
県推計で250億~300億円とされる多額の設備投資が必要。
無線通信」や新技術の動向にも期待するが
「現状では、目標達成は非常に難しい」(企画部)
こうした中で国は今年6月
「ブロードバンド・ゼロ地域解消事業」を打ち出し
民間施設の整備に対し、地域の市町が補助する
整備費用について起債を認め
特別交付金や過疎対策事業債の対象としている。
(静岡新聞 2007.8.22 朝刊1面)
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