地域通貨

miho

2006年03月22日 11:16

大分県別府市
昨年11月から発行を始めた地域通貨「泉都」
市内の清掃活動に参加すると、市が発行するICカードに百泉都が入金され、その通貨で市営温泉に入れる。


鳥山駅前通り商店街(東京・世田谷)
2003年から商店街の清掃、放置自転車の撤去などの作業をボランティアに切り替え、協力者に商店街で使える地域通貨を渡し始めた。

中小企業基盤整備機構の加藤敏春研究参与の試算によれば、年間100万円のこの地域通過の発行額のうち70万円が商店街での買い物に使われたが、これらの買い物客は5%を地域通貨で、残りの95%を現金で払った。現金分を含めた買い物の総額は1400万円。

地域通貨発行額の14倍もの需要創出効果が地元に生まれた計算

(日経 2006.3.20 夕刊1面)


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