間伐材で歩道

miho

2008年01月08日 11:56

農業支援事業などを展開するMEIDO(静岡市)は
スギの間伐材を圧縮加工した歩道用れんが材を開発し
吉田町のSBSマイホームセンター榛南展示場でモニター採用された。

同社は放置山林の問題に着目し
プレスメーカーのアミノ(富士宮市)と共同開発で
間伐材バッドを製作
その過程で、節の部分などの活用でれんがの商品化を
発案した。

一般のれんがと比べた利点は
(1)軽量で作業効率が高い
(2)計上加工が容易で多様なデザインに対応
(3)夏の照り返しの緩和
など
薬剤を注入しない圧縮加工のみで形成し
ペットにも安心

課題は
腐食や重量物に対する耐久性
実証実験を継続中で、宿田社長は
「耐腐食性はおおむね10年の性能維持をめどに商品化したい
地域の環境保全や林業の活性化に貢献できれば」と
話している。

問合せは
清水区の会計士らで組織する有限責任事業組合(LLP)「瓢箪から駒」

(静岡新聞 2008.1.8 朝刊23面)

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