佐鳴湖のヨシ 飼料に再利用する計画
佐鳴湖は環境省の全国湖沼水質ランキングで4年連続ワーストワン
水質汚濁が長年の問題。
県は平成7年から汚濁物質のリンや窒素を吸い上げて栄養分とする
ヨシの植栽を始めた。
ヨシの再利用は、佐鳴湖水質浄化に向けた産官学民連携のあり方を探る県の戦略課題研究の関連事業。
佐鳴湖のヨシを成分分析した結果、豊富なタンパク質をはじめ牧草と同等の栄養分を含む飼料になることが分かり、再利用する計画が進められている。
「佐鳴湖ネットワーク会議」と県中小家畜試験場が新年度から実施する予定。
(静岡 2006.3.2 夕刊3面)
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