こどもをニートにしないための6カ条
ニートになった人は、ニートになりたくてなったわけではない。この状態でずっといたいなんて誰も思っていない。『これからどうしていこうか』考えて
【家庭や地域社会でなにが出来るか、関係者の話を基にまとめた。】
・親世代に価値観を押し付けない。
・働くことの楽しさを伝えよう
・経験談を通じて職業観をはぐくもう
・とにかく子どもとたくさん会話する
・甘やかすのではなく、甘えさせよう
・家族の中だけで抱えこまない
中高年世代がニート問題を語るとき、働かない若者のふがいなさを嘆く傾向に陥りいちがち。だが、働きたくても働けないことが少なくない。
学校でいじめられたとか不登校だった子がニートになる例は以外に少ない。むしろ褒められることも叱られることも少なかった普通の子が多い。彼らに共通しているのは、人付き合いが苦手という。(NPO法人「育て上げ」ネット(東京) 工藤啓理事長)
(日経 2006.2.5 朝刊13面)
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