エコ燃料の普及と技術開発

miho

2006年08月28日 13:47

環境省と農水省は生ごみや廃材、家畜のし尿などを利用する
「エコ燃料」の普及と技術開発に乗り出す。

清掃工場に発電施設を併設するんことなどを
支援するほか、電気・ガスを効率よく生み出すプラント技術や
し尿から水素の原料となるメタンガスを作る発酵技術の開発
を後押しする。二酸化炭素の排出削減につなげる。

環境省は廃棄物を効率よく発酵させるプラント
技術の開発を支援
具体的には
(1)生ごみや下水汚泥など湿ったバイオマスを発酵させてメタンガスを作り
都市ガスや発電に利用する技術
(2)メタンガスの一部を化学変化で水素に変えて燃料電池の燃料に転用する技術
など

農水省は製材時に生じるくず材や間伐材、家畜のし尿に注目
来年度から山野で木材を細かく裁断加工して運びやすくする
技術の開発などに補助金を交付し燃料応用を促す。
家畜のし尿を発酵させてメタンガスを作る技術の実験も進めて
実用化を目指す。

(日経 2006.8.28 朝刊19面)

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