廃食油回収所を設置-三重県 四日市

miho

2008年04月08日 11:14

三重県四日市市内内部地区の住民が
廃食油や古紙を回収するエコステーションを同市采女町に設置した。

天ぷら油などの廃食油を持ち込むと、農協(JA)店舗の
ギフト券に交換できるポイントがたまるもが特徴。

ステーションでは、廃食油1キロで30ポイント
が住民の持つ「エコカード」に加算される。
500ポイントたまると、同町のJA直売店「四季菜内部店」で500円分の
ギフト券に交換して、野菜などが購入できる。

ステーションには重さを量ってポイントを加算する自動処理機があり
廃食油はいつもで持ち込める。

回収した廃油は同県伊勢市の工場に運ばれ、環境に優しい
バイオ燃料に生まれ変わる

(中日新聞 2008.4.7 夕刊3面)
今回の仕組みができたのは
内部地区市民センターが昨年開いた生涯学習事業
「環境未来塾」がきっかけ。
塾に参加した住民が「学ぶだけでなく地域、各家庭から始められることを」
と、今年1月「私たちにできる十エコ提言」をまとめ
提言の一つの「食用油の回収」を掲げた。

住民らは、JA三重四日市に協力を依頼

「エコカード」発行を実現したほか
リサイクル品を回収する三重古紙センターとも協議し
ステーション設置にこぎ着けた。
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