陶磁器リサイクル

miho

2006年07月04日 12:02

家庭から出る不燃ゴミのうち瓶や缶
プラスチックは資源回収されることが多いが
割れた陶磁器などの再生ルートは確立しておらず、
最終処分場に埋め立てるしかなかった。

今後は、集めた廃陶磁器を産地に送り、
陶土に混ぜて食器に再生することでゴミの減量につなげる考えだ。


(日経 2006.7.3 夕刊18面) 
東京都多摩市、八王子市、町田市で構成する多摩ニュータウン環境組合
は4日から、家庭で不要になった陶磁器のリサイクルを始める。
多摩清掃工場(多摩市)内のリサイクルセンターで住民からの
持ち込みを受け付け、美濃焼の産地である
岐阜県多治見市の陶土メーカーに運搬
破砕して陶土と混ぜる形で、食器の原料にしてもらう。

持ち込み制にするのは係員が検品し
リサイクルに向かない素焼きやガラス製品の混入などを
防ぐため
「将来は回収拠点を市内各地に設けることも検討する」

1999年から茨城県牛久市
2004年から埼玉県所沢市
が実施
岐阜県でも一部の自治体が開始する予定。
愛知県陶磁器工業協同組合(瀬戸市)は県と組んで
廃食器を原料にしたリサイクル陶磁器の実用化研究を
進めている。

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