ごみ分別 神奈川県鎌倉市の取り組み

miho

2008年02月06日 11:24

神奈川県鎌倉市
2004年度・2005年度、人口10万人以上50万人未満の都市で
ごみリサイクル率1位

アルミ缶やペットボトルはもちろん
使用済み食用油から植木の剪定材まで
ごみを20種類に分けて収集する。

鎌倉市に引っ越してきた人は、市役所で資源循環課の
職員からごみ出し方の講習を受ける。

昨年4月に分別収集がスタートした使用済み
食用油は、バイオディーゼル燃料に生まれ変わり
市のごみ収集車2台の燃料として使う。

植木の剪定材は、山梨県の業者が水を加えて発酵させ
堆肥にする。それを土の改良材として市役所など8ヵ所
で市民に無料配布している。

細かい分別には経費がかかるが
リサイクルは市に収入をもたらす。
最近は資源高に加え、町内会などを通さず業者に直接委託
することで、06年度は8900万円あまりの「売り上げ」があった。
リサイクル率は50%を超えた。

(日本経済新聞 2008.2.5 夕刊1面)

関連記事